私は56歳、家内は○○歳、二人の子供は、上は17歳、下は15歳です。この7月、家内と、二人の子供をつれて、ひと月、日本に帰りました。海外というか、華人世界で20年生活していますので、日本が窮屈に感じます。例えば、携帯電話は、香港は日本に先んじること約7,8年でしょうか。電車でも、バスの中でも、レストランでも、どこでも自由に話すことができますが、日本では、これらの場所では迷惑ということで皆が自粛します。日本にいれば、これらは常識として、あまり不都合も感じないかもしれませんが、海外から来ると、不思議に感じます。華人社会は、とにかく個人優先で、日本語の「迷惑」に当たる言葉がありません。敢えて宛てるとすれば、「麻煩(マーファン)」という言葉でしょうか。だから誰でも、どこでも、いつでも、自由に電話をかけて、あまり声を小さくするでもなく、話をします。ある人は車両中に響き渡る声で話しますが、そういう時は周りの人も、さすがに「好(ホウ:とってもの意)麻煩」という顔をします。
どんなに「麻煩」であっても、ほとんど誰も注意はしません。そのかわり、自分も他人に「麻煩」をかけるので、おあいこ、というところで、それでほとんど何のトラブルも起きないから不思議です。おおらかといえばおおらか。これは、大陸でも台湾でも、香港でも同じです。
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